ビードロック・ホイール基本構造
四駆でオフロードなんか走る様になったりすると、よく聞くワードの一つに「ビードロックホイール」が出てくると思います。またオフロードコースなどに行くと、ホイールにリングが付いたクルマを見る事があります。
日本で唯一本物のビードロックホイールメーカーとして、ビードロックホイールの仕組みや構造などの基礎知識から、使用する際のメリット&デメリットなどをご紹介します。
ビードロックホイールとは、その名の通り「ビードをロックするホイール」の事です。
ビードとはタイヤをホイールのリムに固定する為のリング状の部分です。
(通常のホイールの場合は、空気圧でこのビードがホイールのリムに押し付けられ固定されています。)
このビード部分をビードロックリングで挟み込んで固定(=ロック)する構造のホイールがビードロックホイールと呼ばれるホイールです。
各部の名称は上の写真がわかりやすいかと思います。(ビードの部分はわかりやすい様に半透明の赤色に画像加工してあります)
ビードとはタイヤをホイールのリムに固定する為のリング状の部分です。
(通常のホイールの場合は、空気圧でこのビードがホイールのリムに押し付けられ固定されています。)
このビード部分をビードロックリングで挟み込んで固定(=ロック)する構造のホイールがビードロックホイールと呼ばれるホイールです。
各部の名称は上の写真がわかりやすいかと思います。(ビードの部分はわかりやすい様に半透明の赤色に画像加工してあります)
さて、このビードロックホイール、普通のホイールとどう違うのか?と言う事ですが、わかりやすい断面図になります。
普通のホイールとビードロックホイールの構造的な違いは、タイヤのビード部分の固定方法が違うという事になります。
普通のホイールとタイヤの関係
普通のタイヤとホイールの関係は左図の様になっており、タイヤに空気が入り、空気圧が掛かる事により、ホイールのリムにビード部分に押し付けられ密着し固定されます。
ビードロックホイールとタイヤの関係
普通のタイヤとホイールの関係と違い、アウター側(左図で云うと右のリム側)のビードをホイールとビードロックリングで挟み込んで固定します。
※現在、アウター側、インナー側それぞれビードロックするタイプやインナーにナイロンのチューブ形状のものをいれてビードロックするタイプなどいろいろあります。
ビートロックホイールを選ぶ理由
上の基本構造編を読んでいただいた人は、ビードロックホイールの仕組みはおわかりいただけたと思います。
さて、今回はどうしてビードをロックする必要があるのか?って事を考えたいと思います。
それはズバリ「ビードロックホイールはエアを極端に低くしてもビードが落ちないから」
普通のホイールの場合、エアを極端に落とすと、[ A.タイヤの内圧] が低くなり、[ B.リムに押さえつけている圧力] も弱くなるので、オフロード走行などで [ C.外部から圧力] が加わるとビードが落ちてしまいます。
だからマッドなオフロードを走るクルマ、ロックへの追随性を高める為エアを極端に落とすロッククロウリングを走るクルマにビードロックホイールの装着率が高いんです。
ちなみに通常ビードロックホイールは、アウター側のみのビードロックになりますが、インナー側は大丈夫なの?と疑問に思う方もいるかと思いますが、インナーリム側はドロップセンター迄の距離が長いのでビード落ちする事はほとんどありません。(ロック競技などで極端にエア圧を落とした場合に稀に落ちる事があり、インナーにナイロンのチューブ形状のものをいれてビードロックするタイプを入れて対策をしている方もいる様です)
また副産物的な事ですが、ビードロックホイールの良い点としてホイールのリムが損傷してエアが抜けて走れなくなる確率が低い事も上げられます。ロックなどを走るとどうしてもロックでホイールが削れたります。ビードロックホイールは通常のリムよりも分厚いビードロックリングがホイールの一番外にありますのでリングが傷つくだけで走行は可能です。また傷ついたビードロックリングは固定しているボルトを外せば交換可能です。
ここまではビードロックホイールのメリットを書いてきましたが、デメリットもあります。
まずこのビードロックホイール、タイヤに組むのがタイヤをビードリングに挟みボルトで固定する構造の為、非常に手間がかかります。
慣れている四駆系のプロショップでも4本で半日〜1日かかります。
またガソリンスタンドや普通のタイヤショップなどでは、そもそもビードロックホイール自体、知らないお店も多いです。
私どもによく頂くご要望の一つとして、
「ビードロックホイールを組んでくれるお店がないんだけど紹介してほしい」
と言うご要望が多いのですが、技術的に難易度が高くそれができるショップがあまりない事などから、今回ダイレクトショップを立ち上げたのを機会にビードロックホイール&タイヤセットでの販売を開始致します。
(実はこれが理由でダイレクトショップを立ち上げたと言っても過言ではありません。)
組み込みは、ソリッドレーシングと社屋を隣にする「カーショップ・アイデア」さんのしっかりとした技術と経験のある専門スタッフが組み込みます。また当然ですが組み込んだ後バランスもしっかりとります。
組み込み工賃、配送料等はかかりますが、しっかりとした技術で安心してビードロックホイールを楽しんで頂きたい!と思います。
・基本的には、ホイールとタイヤのセットでの販売になります。
(持ち込み等には対応できません)
・タイヤ代については価格の変動が激しいのでご希望の銘柄、サイズを記入の上、お問い合わせ下さい。
・組み込み工賃、配送料については、タイヤサイズにより変わりますのでお問い合わせ下さい。
さて、今回はどうしてビードをロックする必要があるのか?って事を考えたいと思います。
それはズバリ「ビードロックホイールはエアを極端に低くしてもビードが落ちないから」
普通のホイールの場合、エアを極端に落とすと、[ A.タイヤの内圧] が低くなり、[ B.リムに押さえつけている圧力] も弱くなるので、オフロード走行などで [ C.外部から圧力] が加わるとビードが落ちてしまいます。
普通のホイールの場合
普通のホイールの場合、エアを極端に落とすと、[ A.タイヤの内圧] が低くなり、[ B.リムに押さえつけている圧力] も弱くなるので、オフロード走行などで [C.外部から圧力] が加わるとアウター側のビードがドロップセンターに落ちてしまいます。
ビードロックホイールの場合
普通のタイヤと違い、アウター側のビード部分がビードロックリングとホイールをボルトを締める事によって固定されていますので、当然エアを極端に落としてもビードがドロップセンターに落ちません。
ちなみに通常ビードロックホイールは、アウター側のみのビードロックになりますが、インナー側は大丈夫なの?と疑問に思う方もいるかと思いますが、インナーリム側はドロップセンター迄の距離が長いのでビード落ちする事はほとんどありません。(ロック競技などで極端にエア圧を落とした場合に稀に落ちる事があり、インナーにナイロンのチューブ形状のものをいれてビードロックするタイプを入れて対策をしている方もいる様です)
また副産物的な事ですが、ビードロックホイールの良い点としてホイールのリムが損傷してエアが抜けて走れなくなる確率が低い事も上げられます。ロックなどを走るとどうしてもロックでホイールが削れたります。ビードロックホイールは通常のリムよりも分厚いビードロックリングがホイールの一番外にありますのでリングが傷つくだけで走行は可能です。また傷ついたビードロックリングは固定しているボルトを外せば交換可能です。
ここまではビードロックホイールのメリットを書いてきましたが、デメリットもあります。
まずこのビードロックホイール、タイヤに組むのがタイヤをビードリングに挟みボルトで固定する構造の為、非常に手間がかかります。
慣れている四駆系のプロショップでも4本で半日〜1日かかります。
またガソリンスタンドや普通のタイヤショップなどでは、そもそもビードロックホイール自体、知らないお店も多いです。
私どもによく頂くご要望の一つとして、
「ビードロックホイールを組んでくれるお店がないんだけど紹介してほしい」
と言うご要望が多いのですが、技術的に難易度が高くそれができるショップがあまりない事などから、今回ダイレクトショップを立ち上げたのを機会にビードロックホイール&タイヤセットでの販売を開始致します。
(実はこれが理由でダイレクトショップを立ち上げたと言っても過言ではありません。)
組み込みは、ソリッドレーシングと社屋を隣にする「カーショップ・アイデア」さんのしっかりとした技術と経験のある専門スタッフが組み込みます。また当然ですが組み込んだ後バランスもしっかりとります。
組み込み工賃、配送料等はかかりますが、しっかりとした技術で安心してビードロックホイールを楽しんで頂きたい!と思います。
・基本的には、ホイールとタイヤのセットでの販売になります。
(持ち込み等には対応できません)
・タイヤ代については価格の変動が激しいのでご希望の銘柄、サイズを記入の上、お問い合わせ下さい。
・組み込み工賃、配送料については、タイヤサイズにより変わりますのでお問い合わせ下さい。